第11回口頭弁論の報告ー東京朝鮮高校生裁判、次回いよいよ証人尋問へ

第11回口頭弁論の報告ー東京朝鮮高校生裁判、次回いよいよ証人尋問へ

 
8月31日、第11回目の口頭弁論が東京地裁で行われた。今回も97席の傍聴席の定員を大幅に上回る219名が傍聴券を求めて列を作った。傍聴席は生徒代表と学父母、日本の市民で埋め尽くされた。
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今回の口頭弁論は、10分ほどの短い内容であったが、大きな進展が見られた。いよいよ次回から証人尋問が実施される方向性であることが明らかになった。

前回の裁判(5月25日)で、提出されなかった被告(国)の「宿題」が、6月末に提出され、今回の口頭弁論では、この「宿題」に対する原告(高校生)弁護団からの反論の書面が提出された。これでお互いの主張はほぼ出尽くした状況で、次回からは、いよいよ裁判官が最終的な判断をするために、証人尋問に入るという流れになっている。
 
通常、原告(高校生)側の申請した証人に対しては、被告(国)側が申請を却下するよう反論ができ、また、最終的な証人の採否は裁判官が決定する。(実際に広島の訴訟では、原告が申請した証人がすべて却下されるという事態も起きている。)
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しかし、今回は、被告(国)側の意見を待つことなく、裁判官から証人尋問を実施したいという意向が示された(但し、範囲や程度については別途検討するとのこと)。また、証人の数が多いなど、必要があれば1回だけで終わらせず、2回目の期日が設けられる可能性もある。
 
原告(高校生)弁護団側から申請している証人は、原告本人、原告の保護者、そして、省令案を作成した文科省の担当者。ただし、この異例の対応も、少なくとも門前払いではなかったことは評価できるものの、弁護団によれば、決して安心できるものではないという。
 
いずれにしても、証人尋問で裁判は結審に向けて大きく動き出すこととなり、従って、判決も近づいてきていると言うことができる。
 
次回の裁判の期日は、12月13日(火)13時30分より。午後いっぱいかけて、証人尋問が実施される予定。
 
いよいよ東京の裁判も正念場を迎えつつある。改めて、多くの方のご参加・ご支援をお願いしたい。
 
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