ヨンピル通信第17号を発行しました!

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 「ヨンピル通信第17号」を発行しました!全国集会の報告や日朝教育シンポジウムの内容についてなど、掲載しています。ぜひご一読ください◎


*ダウンロードはこちらからどうぞ!


<主な目次>

・朝鮮学校の子どもたちに学ぶ権利を!全国集会報告
・朝鮮学校を支援する全国ネットワーク 2017年総会報告
・第19回 日朝教育シンポジウム
・東京朝鮮高校生の裁判を支援する会 第5回年次総会&再決起集会






logo.jpg <会員募集のお知らせ>

 「東京朝鮮高校生の裁判を支援する会」では、会員(個人・団体)を募集しています。

 会の活動には、ミーティングやイベント開催のための会場使用料、チラシやパンフレットの作成費用、事務経費や郵送料など、さまざまな費用がかかります。
 活発に活動を継続し、裁判を支援していくためにも、ぜひともお力添えをいただければと思います。

 年間の会費は1口1,000円です。なお、会員のみなさまには裁判や会の活動に関するニュースを送付させていただきます。

 (申込方法など、会員募集に関する詳細はこちらをご確認ください。)
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ジャンル : 学校・教育

​東京朝鮮高校生の裁判を支援する会 総会&高裁での逆転勝利へ!集会のお知らせ

​東京朝鮮高校生の裁判を支援する会
総会&高裁での逆転勝利へ!集会のお知らせ


無題


 2010年にはじまった「高校無償化」(就学支援金)制度。それ が朝鮮学校への新たな差別の発端にもなってしまいました。2013年2月に現政権が下した、朝鮮学校だけを排除する決定の撤回をもとめて、大阪、愛知、広島、福岡、そして東京で、 裁判が進んでいます。2017年9月、東京地裁で冷たく言い放た れた原告請求棄却の不当判決は、深い悲しみと強い怒りを引き起こしました。これを覆すべく、2018年3月20日には控訴審がはじまります。

 朝鮮学校の排除の決定(文科省令の変更)は、すべての子どもに教 育機会を保障するという「高校無償化」法の趣旨そのものに反しており、教育とは無関係な政治的・外交的理由から発しています。政府はみずから作った法に背いているのです。ところが地裁判決は、この点にかんする判断をごまかしたまま、筋の通らないやり方で文科省の決定を擁護するものでした。他方、2017年7月の大阪地裁判決は、文科省の決定を「違法、無効」としました。 これこそ正義にかなう、まっとうな判決です。

 朝鮮にアイデンティティをもつ人々を執ように排除する日本のやり方は、植民地支配の時代と何が違うでしょうか。そのような国がほんとうに民主的、平和的でありうるでしょうか。国の不当な決定は覆さなければなりません。

 この日、東京朝鮮高校の裁判を支援する会は、逆転勝訴に向けて再決起します。会員 はもちろん、会員以外の方々にも広く参加をつのっています。ぜひご参集を!

  なお本集会は、2018年2月の「朝鮮学園を支援する全国ネット ワーク・全国行動月間」の一環として取り組まれます。

【日時】 2018年2月18日(日) 13:30-16:30
13:15 開場 
13:30-14:00 裁判を支援する会・年次総会 
14:15-16:30 高裁での逆転勝利へ! 再決起集会

【場所】 
文京区民センター 3-A会議室
(東京都文京区本郷4-15-14 / http://www.city.bunkyo.lg.jp/gmap/detail.php?id=1754 )
地下鉄・春日駅(三田線・大江戸線A2出口) 徒歩2分 
地下鉄・後楽園駅(丸ノ内線・南北線4bまたは6番出口) 徒歩5分 
JR水道橋駅東口 徒歩15分

【参加費】 
資料代500円

【集会内容】
演題1 東京朝鮮高校生裁判・控訴審の展望(仮)  東京朝鮮高校生裁判弁護団より
演題2 国際社会から見た朝鮮学校差別問題  朴金優綺さん(在日本朝鮮人人権協会)
演題3 「朝鮮学校の子どもたちに笑顔を!全国行脚」の報告  長谷川和男さん(東京朝鮮高校生の裁判を支援する会・共同代表)

【主催】
東京朝鮮高校生の裁判を支援する会
「高校無償化」からの朝鮮学校排除に反対する連絡会
東京朝鮮中高級学校
東京朝鮮学校オモ ニ会連絡会

【連絡先】 東京朝鮮高校生の裁判を支援する会
Eメール mushokashien@yahoo.co.jp
電話 080-3930-4971 FAX 03-3819-0467
ブログ http://mushokashien.blog.fc2.com


無1題






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東京地裁判決は何が問題かー(『月刊イオ』2017年11月号より)

東京地裁判決は何が問題かー
(『月刊イオ』2017年11月号より)

『月刊イオ』2017年11月号より転載


 『月刊イオ』2017年11月号より、東京の「無償化」裁判に関する記事を転載します。

 東京での裁判における弁護団の主張と、判決の問題点がわかりやすく整理されています。また、勝訴となった大阪判決との比較も表にまとめられています。

 ぜひご一読いただき、お役立ていただければと思います。


(転載にあたっては、編集部より特別に許可をいただいています。)


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朝鮮学校の子どもたちに学ぶ権利を!全国集会 韓国からの連帯あいさつ

朝鮮学校の子どもたちに学ぶ権利を!全国集会 
韓国からの連帯あいさつ


●10-25 デモ -1 (5)-2


 10月25日に行われた「朝鮮学校の子どもたちに学ぶ権利を!全国集会」に、韓国から参加された、「ウリハッキョと子どもたちを守る市民の会」共同代表ソン・ミヒさんの連帯挨拶をご紹介します。

※「ウリハッキョと子どもたちを守る市民の会」:
朝鮮学校と子供たちを守るために2014年6月に発足された韓国の市民団体。
構成団体として、モンダンヨンピルを始め、宗教界、労働者、農民、青年学生など、幅広い団体が参加。
参考:
https://ameblo.jp/mongdangj/entry-11877531575.html(日本語)
http://cafe.daum.net/mongdanglove/JMRT/413(韓国語)

●10-25 集会 -1 (21)


<韓国連帯あいさつ>


 私たちは勝ちます!必ず勝ちます!!!

 こんにちは。韓国からきた「ウリハッキョと子どもたちを守る市民の会」共同代表ソン・ミヒです。
 他人の国、他人の土地でも民族性を失わないで自尊心を守って生きていく同胞の皆さん、お目にかかることができ、うれしいです。
 日本各地から来た誠意をつくして、私たちの同胞と、子どもたち、「朝鮮学校」のために活動する皆さん、お目にかかれて、うれしく感謝します。
 在日朝鮮人の権利のために、健全な日本社会のために、未来の平和のために戦い抜く皆さんに尊敬と感謝の挨拶を申し上げます。

 地球上に残った最後の分断国家!
 この間、この分断された土地で対決と戦争、離散家族の苦痛と悲しみが続いていましたが、分断は南と北にだけあるのではありませんでした。
 まさに日本にいる私たちの同胞が分断によってより一層生きることが大変だという事実です。
 植民地時代、日本に強制徴用された私たちの同胞が解放直後、故国に帰る日を夢見ながら、子どもたちに私たちの民族の言葉と文字、歴史を教えました。
 ‘力がある者は力で! 金がある者は金で! 知恵がある者は知恵で!’と、
 国語講習所をたてました。
 そして、血の涙を出して守りました。これが「朝鮮学校」です。

 差別の冷たい日本の土地で私たちの民族性と自尊心を守ることができた唯一の場所「朝鮮学校」、60万在日同胞社会の中心をなす誇らしい「朝鮮学校」。
 全世界を探してみても他にはない私たちのただ一つだけの民族の誇り「朝鮮学校」。
 ところが、この「朝鮮学校」が再び歴史的な差別と痛みにあっています。

 日本が過去の植民地統治と迫害の歴史的産物であるこの「朝鮮学校」を支持して後援するべきなのに、正常化出来ない朝鮮と日本の関係を理由に子どもたちを差別して迫害しています!このような野蛮な犯罪がどこにあるでしょうか?
 しかも、子どもたちは誰であろうと、どこにいようと、保護され、差別を受けてはならず、尊重されなければなりません。しかし、このような子どもたちを相手にこのように稚拙で低級な差別をするですか!これは犯罪中の犯罪です。
 日本政府は恥ずかしいと思いなさい!!!
 これ以上、歴史に残る罪を犯さないで下さい!

●10-25 集会 -2


 それでも日本で多くの良心的な方々がこのように立ち向かうという話を聞いて、あまりにもありがたくて恥ずかしかったです。まさに私たちの民族、私たちの同胞、私たちの子どもたちの問題に私たちが積極的に出ることができなかったことが恥ずかしかったです。遅くなりましたが、申し訳ない気持ちで「ウリハッキョと子どもたちを守る市民の会」を作り、3年間皆さんと共に行動しています。

 市民の会は‘私たちの同胞’に対する人権じゅうりん解消と、平等に教育を受ける権利を要求し、日本政府に社会的、政治的圧力を加えるために全国的に署名運動を繰り広げ、朝鮮学校と私たちの子どもたちを知らせる映画上映会と討論会をしたりもしました。直接見て感じて行動するために数回の学校訪問をしています。この訪問が持続的な朝鮮学校を支援する闘争の大きな力になっています。

 そして、毎週金曜日、文部科学省の前の私たちの子どもたちと韓国の日本大使館、少女像、済州道日本総領事局の前で、各闘争の現場で私たちは一つの気持ちで出会っています。
 ‘朝鮮学校差別反対! ‘高校無償化を実現しろ!
 ‘私たちは必ず勝利する!’
 寸分も違わない同じ気持ちで闘争しています。

●韓国・金曜行動


 必ず勝たなければならない裁判が時には笑いながら、泣きながら、怒りながら進行しています。市民の会は継続する裁判闘争を共にする気持ちで「朝鮮学校差別反対!高校無償化適用!裁判勝利のための一万人宣言運動」と「認証ショット運動」を繰り広げようとしています。私たちの心とまなざし、意志をこめた応援は横断幕になって、私たちの子どもたちに会いに行くでしょう。日本の全国にある学校、学校ごとに宣言者の顔が、まなざしが、応援が訪ねて行きます。

 私たちはむかい合えばいつも胸が詰まります。
 ‘分断された土地を残して申し訳なく、とても遅くなって申し訳なく、また再び差別を受けるようにして申し訳ないと...’

 しかし子どもたちが力強く答えます。
 ‘大変でしたが民族教育を受けることができて、感謝します’
 ‘私たちを忘れないで訪ねてきてくれて、ありがとうございます’
 ‘私たちを守ってくれて、ありがとうございます’

 今日私たちは再び共に決心します。
 ‘最後まであきらめない...’
 ‘あきらめなければ必ず勝つ’と...

 今ここに共にする私たち、共にする心は差別と弾圧の中でも民族の自尊心を守って生きてきた人々に対する一筋の良心です。
 応援して連帯するこの行動は一つになった祖国を私たちの子どもたちに渡さなければならない最小限の義務です。
 そうして必ず私たちは勝つでしょう。勝たなければならないのです。
 勝利のその場に私たち60万在日同胞と皆さん!私たちが一緒にいるでしょう。

 最後まで皆さんと共にします。
 私たちの同胞を守って下さってありがとうございます。
 私たちの子どもたちと共にして下さってありがとうございます。

 私たちの力強い団結で在日朝鮮人に対する差別を中断させ、日本の軍国主義復活を防ぎ、アジアの平和を成し遂げましょう!
 韓国社会でも熱心に活動していきます。
 ありがとうございました。


2017年10月25日
「ウリハッキョと子どもたちを守る市民の会」共同代表ソン・ミヒ



●韓国「ウリハッキョと子供たちを守る市民の会」2014年6月発足 진 1





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朝鮮学校の子どもたちに学ぶ権利を! 全国集会 開催のご報告

朝鮮学校の子どもたちに学ぶ権利を!
全国集会 開催のご報告


■10-25 集会デモ -1



 10月25日、渋谷区の代々木公園イベント広場野外ステージにおいて「朝鮮学校の子どもたちに学ぶ権利を! 全国集会」が開催されました。

 当日は雨の降りしきる中、3000人以上の参加者があり、会場は熱気に包まれました。

 集会は、フォーラム平和・人権・環境の藤本泰成共同代表、全国朝鮮高級学校校長会の愼吉雄会長による主催者挨拶からはじまり、韓国の朝鮮学校支援団体「ウリハッキョと子どもたちを守る市民の会」の孫美姫共同代表が連帯のあいさつに立ちました。また、東京「無償化」裁判弁護団の李春熙弁護士が「無償化」訴訟の意義と展望について発言しました。

■10-25 集会デモ -3


 つづいて、リレートークでは、各団体を代表し、全国朝鮮高級学校学生連絡会の安理沙さん、全国朝鮮高級学校卒業生連絡会の梁昌樹さん、朝鮮学校全国オモニ会連絡会の金栄愛さん、「朝鮮高級学校無償化を求める連絡会・大阪」の韓哲秀さん、「広島無償化裁判を支援する会」の村上敏さん、朝鮮学校無償化実現・福岡連絡協議会の瑞木実さん、「東京朝鮮高校生の裁判を支援する会」の長谷川和男さんがそれぞれ朝鮮学校、民族教育への思いと「無償化」闘争への決意を述べました。

■10-25 集会デモ -2


 集会最後に​は​、集会決議案(アピール)が読み上げられ、採択されました。

 幸いにも、集会終了​時には雨がやみ​​、集会会場から渋谷駅スクランブル交差点を経て神宮通公園までの道程でデモが行われました。総勢11の梯団にのぼったデモ隊は、朝鮮大学校学生の吹奏楽隊の演奏などで彩られながら「朝鮮学校生徒に無償化制度を即時適用せよ!」「朝鮮学校に対する不当な差別を直ちに是正せよ!」などのシュプレヒコールをあげて繁華街を行進し、みちゆく人々の大きな注目を集めました。

■10-25 集会デモ -4


■10-25 集会デモ -5



<集会アピール>

 私たちは朝鮮学校に通う子どもたちの権利を守り、真の多文化共生社会を実現させるために、本日、東京・代々木公園に集まり、「朝鮮学校の子どもたちに学ぶ権利を!全国集会」を開催しました。
 7月に広島と大阪で、そして9月に東京で、高校無償化制度からの朝鮮高校排除を巡る訴訟の地裁判決が言い渡されました。広島と東京では国側の主張を書き写したような不当判決が言い渡されました。私たちは、高校無償化法の趣旨に反し、子どもたちの学習権や民族教育の意義を一顧だにしない不当判決に強く抗議します。「人権の砦」であるはずの司法が行政権力を「忖度」し、高校無償化からの排除に不当な「お墨付き」を与えたことを、きわめて深刻な事態として捉えざるを得ません。
 一方、本年7月28日の大阪地裁における行政訴訟は、高校無償化法の趣旨に則り、朝鮮学校だけを排除する省令改定は違法無効であると、朝鮮学園の権利を正当に認定しました。西田隆裕裁判長は、文科大臣が行なった朝鮮学校の不指定を取り消し、文科大臣に指定を義務付ける原告完全勝利判決を言い渡しました。国は不当にも控訴しましたが、直ちに控訴を取り下げ、高校無償化を適用するべきです。
 愛知・福岡でも裁判闘争が行われています。国家による「朝鮮学校差別」は、各地方自治体の不当な補助金停止をももたらしました。
 教育の機会均等や民族教育の保障は、憲法をはじめとする国内法規や国際人権法に定められ、政府・地方自治体として実行しなければならない責務です。2014年9月には、国連の人種差別撤廃委員会が、日本国政府に対して、朝鮮学校への高校無償化制度の適用、そして地方自治体の補助金の再開・維持を要請することを勧告しています。
 朝鮮学校支援・無償化適用を求める闘いは、韓国にも広がり、2014年には「ウリハッキョと子どもたちを守る市民の会」が結成され、ソウル日本大使館前での金曜行動が続けられ、今日の集会にも参加しています。
 この8年間、朝鮮高校生はもちろん、卒業生や家族たちも、文部科学省前の抗議行動、各地での抗議行動等々に多くの時間を割くことを余儀なくされてきました。
 私たちは、引き続き、各地の朝鮮高級学校への無償化適用、かつ既に卒業した朝鮮高校生たちに過去の就学支援金相当額の支給をすることを求め、また、国家による「朝鮮学校差別」にならって、不当に補助金を停止した各地方自治体が直ちに補助金を再開・増額することを求める闘いを力強く展開していきます。

2017年10月25日
朝鮮学校の子どもたちに学ぶ権利を! 全国集会参加者一同



■10-25 集会デモ -6





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ヨンピル通信第16号を発行しました!

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 「ヨンピル通信第16号」を発行しました!今回は判決や集会の内容についてなど、掲載しています。ぜひご一読ください◎


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<主な目次>

・判決報告集会
・東京朝鮮学園の声明
・東京朝鮮高校生「高校無償化」国賠弁護団の声明
・東京朝鮮高校生の裁判を支援する会声明

​*今回発行の16号に、誤りがありました。お詫びして訂正させていただきます。
・ 2​ページ左段9行目:​ (誤)2012年2月​ ​⇒​ (正)​2012年12月
・ 3​ページ​右段3行目:​ (誤)申吉雄​ ​⇒​ (正)​慎吉雄





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朝鮮学校の子どもたちに学ぶ権利を!全国集会のお知らせ

朝鮮学校の子どもたちに学ぶ権利を!
全国集会のお知らせ


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 7月に広島と大阪で、そして9月に東京で、「高校無償化」制度からの朝鮮高校排除を巡る訴訟の地裁判決が言い渡されました。広島と東京では国側の主張を書き写したような不当判決が言い渡されましたが、いっぽう大阪は朝鮮学校を「高校無償化」から排除したのは違法であるとする画期的勝訴判決となりました。愛知・福岡でも裁判闘争が行われています。広島と東京の原告もさっそく控訴しており、わたしたちは全ての裁判に勝利すべく、これからも心新たに運動を展開していかなければなりません。

 また各自治体において朝鮮学校への補助金支給が中断される事態が続いています。本来、政治・外交問題と子どもの教育を受ける権利とは全く別のものであり、このような動きには国連の条約機関も幾度となく懸念を表明しています。

 わたしたちは朝鮮学校に通う子どもたちの権利を守り、真の多文化共生社会を実現させるため、10月25日(水)に東京・代々木公園で「朝鮮学校の子どもたちに学ぶ権利を!全国集会」を開催することにしました。一刻も早い「高校無償化」制度の適用、そして補助金支給の再開を求めて、みんなで声をあげましょう。

■日時 2017年10月25日(水)
   集会開始 18:30 デモ出発 20:00(予定)

■場所 代々木公園イベント広場野外ステージ
https://www.tokyo-park.or.jp/park/format/index039.html

・最寄り駅
JR「原宿」駅、小田急線「代々木八幡」駅、
東京メトロ千代田線「代々木公園」駅(C2出口)、
東京メトロ千代田線・副都心線「明治神宮前」駅(C3、F15出口)

■主催 「朝鮮学校の子どもたちに学ぶ権利を!全国集会」実行委員会

~構成団体~
フォーラム平和・人権・環境/全国朝鮮高級学校校長会/朝鮮学校全国オモニ会連絡会/全国朝鮮学校学生連絡会/全国朝鮮高級学校卒業生連絡会/日本朝鮮学術教育交流協会/朝鮮学園を支援する全国ネットワーク/「高校無償化」からの朝鮮学校排除に反対する連絡会

■連絡先 朝鮮学園を支援する全国ネットワーク
Eメール:park@gensuikin.org
TEL:03-5289-8222


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東京地裁の不当判決に対する東京朝鮮学園の声明

東京地裁の不当判決に対する東京朝鮮学園の声明


校長先生

東京朝鮮学園 声明



2017年9月13日
学校法人東京朝鮮学園
東京朝鮮中高級学校
東京朝鮮学校オモニ会連絡会


 東京地方裁判所は、我々の訴えを退ける驚くべき不当判決を言い渡しました。

 本来、公平な判断により国家権力の過ちをただすべき司法が、行政権力の政治的意向や昨今の排外主義に盲従し、行政の違法行為と差別的措置を追認し、神聖な学習権を尊ぶことなく原告の訴えを退ける不当な判決を言い渡したことに、驚きと強い憤りを禁じえません。

 私たちは、朝鮮学校の生徒たちを「高校無償化」制度から排除し、教育を受ける権利を侵害する日本政府の不条理な差別を絶対に許すことができず、勇敢にも原告となり立ち上がった生徒たちとともに、日本政府を相手どり2014年2月17日に賠償請求訴訟を提訴し、3年7ヶ月、14回に及ぶ口頭弁論を経て、本日の判決言渡しを迎えました。

 青雲の志を胸に、輝ける未来を切り開こうと日々勉学に励むべき生徒たちが、大切な青春の日々を犠牲にしながら国を相手に裁判せざるを得なかったのは、朝鮮高校生たちの学ぶ権利が日本政府によって侵害されていること、朝鮮学校を無償化から除外したことが違法であることを明らかにするためには、司法の判断にすがるしかないほど、現在日本社会に排外主義が蔓延し歪んでしまっているからにほかなりません。

 日本国憲法や国際人権規約等を待たずとも、すべての意思ある高校生等が安心して勉学に打ち込める社会をつくるためにとした「無償化」法自体の本来の趣旨に立ち返り、正常な思考と最小限の遵法精神さえあれば誰の目にも明らかな日本政府による不法で不当な「朝鮮学校生徒いじめ」は当然批判され改善されると、私たちは信じ疑いませんでした。

 不当なこの判決を、到底受け入れることができません。

 この国がいう「すべての子どもたち」には、朝鮮学校に通う生徒は含まれていないのでしょうか。

 日本では、「朝鮮」がつくものに対しては、三権の分立すらも機能しないのでしょうか。

 この不当判決により、これまで「無償化」制度から差別的に除外されたまま卒業せざるを得なかった卒業生たちの心の傷がさらに深まってしまうのではないか、朝鮮学校で学んでいる多くの子どもたちの笑顔がまた奪われてしまうのではないかと深く憂慮します。

 このような不当判決が、平和の祭典オリンピックを控えた東京において出されたことに唖然とするばかりか、ヘイトスピーチや排外主義といった時代錯誤的な動きをさらに助長して健全な社会発展を阻害してしまうのではないかと心配でなりません。

 友好と親善を胸に共存共栄する明るい未来構築に禍根を残すような国の違法行為とこの恥ずべき不当判決を、私たちは絶対に認められません。

 朝鮮学校は、朝鮮半島にルーツを持つ在日の子どもたちに母国語をはじめ民族の歴史や文化等を教えることにより、しっかりとしたアイデンティティーを胸に、日本の地域社会で共生共存しながら国際社会に貢献できるような人材を育成すべく、七十年もの間、真摯に民族教育に取り組んできました。

 朝鮮学校は、過去の不幸な時代に踏みにじられた人権と奪われた民族的尊厳を回復するため、一世の同胞たちが苦難を乗り越え創設し、二世・三世が継承し発展させてきた大切な民族教育の場であります。

 地域に根ざした教育、多文化に対する相互理解と友好親善をめざし、日本学校や外国人学校とも多彩な交流を深めてまいりました。朝鮮学校で学んだ十万人を超える卒業生たちは、日本や世界の多様な分野において活躍し、立派に社会貢献していると私たちは自負しております。

 私たちは、このたびの不当判決にひるむことなく、今後とも民族教育の普遍的価値を実証し、民族教育を受ける権利は法的保護に値する正当な権利であるということを訴えていきたいとい考えています。

 朝鮮学校に通う生徒たちは、日本で生まれ、これからも日本に永住していく子どもたちであり、なによりも朝鮮と日本の友好の懸け橋となる、私たちのかけがえのない大切な未来です。

 私たちは、すべての子どもたちが平等な学習権を享受し心おきなく学び成長する社会を実現するため、また多文化を相互理解し共存共栄する社会建設に寄与すべく、今後とも民族教育活動に全力を注いでまいります。

 私たちはこれからも、本学園の生徒、保護者と在日同胞の皆さまはもとより、弁護団の諸先生方、「東京朝鮮高校生の裁判を支援する会」や「朝鮮学園を支援する全国ネットワーク」の皆さまをはじめとする多くの日本人の方々、韓国の支援者の方々とともに、手を取り心をひとつにし、良心と正義が実現されるその日まで戦い抜く所存であります。

 我々の裁判運動を支え、惜しみない御協力をくださった全ての人々に、心からの感謝の意を表するとともに、これからもかわらぬご協力をよろしくお願い申し上げます。

 日本政府は、今からでもすすんで自らを省み、朝鮮高校生に「無償化」を即時適用し、過去7年間停止していた「就学支援金」を遡り支給するよう強く求めるとともに、国家や行政による「民族差別」をやめさせ、朝鮮学校児童生徒たちの学ぶ権利を保障する改善措置等をとるよう強く求めます。   

以上


 
 


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東京朝鮮高校生「高校無償化」国賠訴訟弁護団による声明

東京朝鮮高校生「高校無償化」国賠訴訟弁護団による声明


弁護士


東京朝鮮高校生「高校無償化」国賠訴訟弁護団声明



2017年9月13日


 本日、東京地方裁判所民事第28部は、東京朝鮮中高級学校の高級部に在籍していた生徒62名(現在は卒業生)が就学支援金不支給を理由として提起した国家賠償請求訴訟(以下「本訴訟」といいます。)について、判決(以下、「本判決」といいます。)を言い渡しました。裁判所は、訴訟における被告国側の主張を丸呑みし、原告側の請求を棄却しました。
本判決は、以下に述べるとおり、重大な誤りを多数含んでいます。

 第一に、本判決は、本訴訟の重要な争点について判断を回避しています。すなわち、本判決は、「規定ハの削除が無償化法による委任の趣旨を逸脱したものであり無効であるから、規定ハの削除による不指定処分は違法である」との原告の主張について判断を回避しています。しかし、審理の過程で明らかになった文科省の決裁文書には「規則1条1項2号ハの規定の削除に伴う朝鮮高級学校の不指定について」と明記されており、本件不指定処分は、規定ハが削除されたことに基づくものであることは明らかであり、規定ハの削除の違法性について判断を回避した本判決は明らかに不当です。

 次に、本判決は、不指定処分の理由について明白な事実誤認を犯しています。下村文部科学大臣(当時)が閣僚懇談会等で明言したとおり、朝鮮学校に対する不指定は、「拉致問題に進展がないこと」等によって決められたものであり、これが政治的外交的配慮であることは明らかです。しかし、本判決は、本件不指定処分が政治的外交的理由によって決定されたものであることを認めませんでした。これは不指定処分の理由という最も重要な点について、明白な事実誤認を犯したものといわざるをえません。

 最後に、本判決は、文科大臣が東京朝鮮学園を不指定とするにあたって同学園が規程13条に適合しない理由について個別的かつ具体的な事実を指摘して不指定とすることを要求せず、各地の朝鮮高級学校について抽象的に言われたことや、他の朝鮮学校についての過去の裁判所の判断等によって、「東京朝鮮学園について規程13条に適合すると認めるに足りない」との文科大臣の認定を合理的なものであると認定しました。これは、文科大臣にほとんど無制限の裁量を認めたものであり、行政法の解釈として明白に誤っています。

 以上素描した限りにおいても、本判決は、結論においても論理においても明らかに誤った不当極まりないものです。

 政府による誤った判断による差別を解消し、すべての意志ある高校生等が安心して勉学に打ち込める社会を司法によって実現するという本訴訟の目的を達成するため、原告らは控訴し、引き続き差別の解消を強く求めていきます。私たち弁護団は、全国の朝鮮高校生らに対して差別なく就学支援金が支給される日まで、さらに努力を続ける所存です。 

以上


 
 


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東京地裁の不当判決に対する、東京朝鮮高校生の裁判を支援する会による声明

東京地裁の不当判決に対する、東京朝鮮高校生の裁判を支援する会による声明


支援する会 共同代表



声明


 東京朝鮮高級学校の学生62名が、「高校無償化」からの排除の不当性を訴えて、日本国を相手に、2014年2月17日から闘ってきた裁判について、東京地方裁判所は、14回の口頭弁論を経ながら、本日、不当な原告敗訴判決を下しました。私たちは、これを「高校無償化」法の趣旨に反し、子どもの学習権や民族教育の意義を一顧だにしない不当判決と捉え、強く抗議します。

 私たちは、7月19日の広島地裁判決に続き、「人権の砦」であるはずの司法が行政権力を「忖度」し、「高校無償化」からの排除に不当な「お墨付き」を与えたことを、きわめて深刻な事態として捉えざるを得ません。本年7月28日の大阪地裁における行政訴訟は、「高校無償化」法の趣旨に則り、朝鮮学園の権利を正当に認定しました。それにまっこうから反する本不当判決は直ちに破棄されなければなりません。

 教育の機会均等や民族教育の保障は、憲法をはじめとする国内法規や国際人権法に定められ、政府・地方自治体として実行しなければならない責務であり、2014年9月には、国連の人種差別撤廃委員会が、日本国政府に対して、朝鮮学校への「高校無償化」制度の適用、そして地方自治体の補助金の再開・維持を要請することを勧告しています。朝鮮学校支援・「無償化」適用を求める闘いは、韓国にも広がり、2011年からは「モンダンヨンピル」が活動を開始し、2014年には「ウリハッキョと子どもたちを守る市民の会」が結成され、ソウル日本大使館前での金曜行動、また来日しての支援を続けています。

 本日の不当判決は、62名の原告にのみ関わるものではありません。「高校無償化」制度が始まった2010年から現在まで全国の朝鮮高級学校10校に在籍したすべての朝鮮高校生に該当するものです。この8年間、朝鮮高校生はもちろん、卒業生や家族たちも、文部科学省前の抗議行動、各地での抗議行動等々に多くの時間を割くことを余儀なくされてきました。

 私たちは、引き続き原告をはじめとする朝鮮高校生、卒業生、家族の行動を支援し、本不当判決に屈することなく、各地の朝鮮高級学校への「無償化」適用、かつ既に卒業した朝鮮高校生たちに過去の就学支援金相当額の支給をすることを求め、また、国家による「民族差別」にならって、不当に補助金を停止した各地方自治体が直ちに補助金を再開・増額することを求める闘いを力強く継続することを誓います。

2017年9月13日

東京朝鮮高校生の裁判を支援する会


 
 


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